~うちの子粉ミルクで大丈夫?~
こんばんは。
神戸、姫路、加古川、西脇、三木、小野、多可、加東でニューボーンフォトを撮影している
Baby Hearts Photography フォトグラファーのさっちゃんです。
今日は粉ミルクについてお話します。
先日母乳の話を書いた際、母乳にはママの免疫がたくさん入っているので病気にかかりにくいという話をしました。
過去記事参照(https://babyheartsphoto.com/2020/09/26/%e6%af%8d%e4%b9%b3%e3%81%8c%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%af%e4%bd%95%e6%95%85%ef%bc%9f/)
すると、「じゃあ粉ミルクって病気になりやすいの?」と友達に突っ込まれました!笑
なかなかに鋭いですね!
確かに母乳に比べて一部の病気にかかりやすいですが、今の感染予防の手段は母乳だけではありません。なので、心配しすぎないでくださいね。
母乳と粉ミルクの免疫の違いについて説明します。
母乳中には、特有の免疫物質、免疫グロブリンや白血球、サイトカインなどが入っています。なので、ある程度の細菌、ウイルス感染、アレルギーを防ぐことができます。これに対して、粉ミルクにはこれらは入っていませんが、脂肪酸、オリゴ糖、ラクトフェリン、ムチン、リゾチームといった免疫系を助ける物質が入っています。抗炎症作用と免疫調節機能があるビタミンA,C,E,Kが含まれていて、現在の技術で可能な限り母乳に近づけてあります。
実際一部の病気ではかかるリスクが母乳に比べて粉ミルクは1.5~3.8倍高いという結果もあります。
しかし、現在の乳幼児の死亡率は大変低くなっています。人口動態統計調査(厚生労働省)によると、2017年に生後1年未満に死亡した乳児死亡数は1761人だった。乳児死亡率(出生1000対比)は1.9となり、2015年と並び過去最低。完全母乳栄養の時代と比べて、とても低い数字となっています。ということは医療機関が充実しているので、母乳以外の方法での感染症を防ぐ手段が十分に整っているということです。なので粉ミルクだからと心配する必要はありません。
もちろん母乳で育てられるなら母乳で育てたほうがいいです。しかし、さまざまな環境や家庭の問題がありますので、母乳にこだわりすぎず、混合でも粉ミルクでも、自分にあったスタイルを見つけていってくださいね。
どうでしょう?
少しは参考になりましたか?
ぜひあなたにとって素敵なベビーライフを(*^-^*)
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