Baby Hearts blog

「絞り優先モード」で撮ろう!

~ベビーハーツの1から始めるカメラ教室、絞り優先~

これから写真を始めたい方へ向けて、
デジタル一眼での写真の撮り方について簡単に説明していこうと思います。

スマホもいいけど、デジタル一眼で綺麗な写真を撮ってみたいな。
でも難しいんじゃないの?そんな風に思っている方向けの投稿です。

デジタル一眼を始めると世界が変わります。
これから初める方の、少しでも参考になれば幸いです。

 「絞り優先モード」で背景をぼかそう!

 デジタル一眼の絞り優先モード(Aモード)で撮影すると、写真の背景のボケがとてもきれいなだけでなく、ボケを大きく(強く)したり、小さく(弱く)したりと調整することができます。そしてそのボケ以外はカメラが自動で設定してくれる素敵なモードになります。このボケた写真は、デジタル一眼で撮影する醍醐味のひとつですね。私もこのボケた写真が撮りたくてデジタル一眼を始めました。ボケを調整する時の設定数値はF値といいます。F値を小さくすることで背景に写り込んでほしくないものをふんわりとぼかすことができるので、素敵な写真が撮れるというわけです。プログラムモードの次にためすのは、この設定がおすすめです。

 ボケをコントロールする絞り&F値とは?

 絞り優先モードとはその名のとおり、絞りを優先的にコントロールできるモードのこと。(ボケ具合は自分で設定して、あとはカメラさんに自動でなんとかしてもらいましょう。)そしてこの絞りとはレンズの中にある羽根のことを指します。デジタル一眼は、この羽根でレンズの中の光がとおる道を絞ったり、開いたりして、レンズに入ってくる光の量を調整することができるのです。

 この絞りですが、人間の目に例えれば、絞りを絞った状態は目を細めた状態で、絞りを開いた状態は目を見開いた状態です。目を細めると視界がはっきりとしますが、目を見開くと視界がぼやーっとしますよね。

 そのイメージで、「絞りを絞る=背景がくっきりする」、「絞りを開く=背景がぼける」と覚えるといいですね。

 また、絞りの開きぐらいは、F値(または絞り値)と呼ばれる数値で表します。このF値は、「小さくする=絞りを開く」ということなので、F値を小さくすると背景はぼけます。反対に「F値を大きくする=絞りを絞る」ということですので、F値を大きくすると背景はくっきりします。背景をふんわりとぼかしたいなら、まずはF値を最小に設定してみてください。素敵な写真がたくさん撮影できますよ!

「ちょこっと補足」

今は分からなくて大丈夫。

ピントが合う範囲を表す、「被写界深度」とF値との関係

 ピントの合う範囲のことを「被写界深度」といいます。F値を小さくした場合、主役だけにピントが合い、あとはぼけるということですから、「ピントの合う範囲は狭い=被写界深度は浅い」ということになります。上から見たイメージで考えると、被写界深度はピントを合わせた被写体を中心とした、前後左右のエリアを指しています。

  • 被写界深度が浅い
    F値を小さくするとピントの合うエリアは狭くなります。もしピントを奥の被写体に合わせた場合、手前の被写体はぼけます。
  • 被写界深度が深い
    F値を大きくするとピントの合うエリアは広くなります。もしピントを奥の被写体に合わせても、手前の被写体ははっきり写ります。

いかがでしたか?
本当に基本の基本でしたので、物足りない方もいるかもしれませんね。
次は「シャッタースピード優先モード」についてです。
次回のベビーハーツのカメラ教室をお楽しみに!


Baby  Hearts  Photography  ~ベビーハーツ~
フォトグラファー丸山が兵庫県の加古川を中心に
ニューボーンフォトを撮影しています。
営業時間:9:00〜16:00 ※1日1組、完全予約制
ホームページ:https://babyheartsphoto.com/
インスタ:https://www.instagram.com/babyhearts_photography
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