~ 産婦人科での夜勤、ママがびっくりしたこととは ~
こんばんは!
Baby Hearts Photography フォトグラファーのさっちゃんです!
今日は私は夜勤明け、仮眠をとって元気いっぱいに回復したところです(*^-^*)
今日のお話は夜勤での出来事。ママが授乳前にびっくり!「赤いおしっこが出てるんですけど、大丈夫でしょうか!?」もうプチパニック状態でした。私が確認してみると、薄いレンガ色のものが少し出ていました。
結論からいえば、全く問題なし!生後2、3日には割とよくみられることなのです。今から少し詳しく説明するので興味がある方は読んでみてくださいね。
●普段の尿の色って何色?
赤ちゃんから大人まで私たちは毎日尿をします。あまり普段気にしていないけど、尿は何色?と聞けば、みなさん黄色!と答えますよね。
でも、よくよく見てみると、私たちの尿は毎日同じ色ではありません。
私たちの尿は毎日腎臓で作られています。体の中の水分の量を一定に保つために、水分をいっぱいとったときには薄い尿がたくさんでて、水分をあまりとれていないときには濃い尿が少しだけでます。尿の色はその日にとった水分によってほぼ無色から濃いオレンジ色まで変化しています。このため、尿の色をみることで赤ちゃんの水分が足りているのかどうかを判断することもできるのです。
●レンガ色やピンクのつぶつぶは大丈夫?
赤ちゃんの尿にピンク色の粒々が混ざることが時々あります。
これは尿に含まれる尿酸塩という結晶が溶け切れずに出てきたものです。
尿が酸性になると尿の中の尿酸塩が溶けにくくなり、おむつにピンク色の結晶と出てくることがあります。尿をした直後はピンク色ですが、おむつの中で時間がたつとレンガ色に変化するのです。そして、尿酸塩の結晶はおむつ全体ではなく一部についていることが多いです。
尿酸塩は病気ではなく、新陳代謝が盛んな赤ちゃんにみられる特徴なので心配はいりません。特に生後6ヶ月頃までの赤ちゃんは尿酸が多く尿の中に排泄されやすいのです。その中でも生後2、3日は水分量もまだ少ないため、比較的よくみられるのです。
さらに夏は汗が多くなるので尿が濃くなり、尿酸が析出しやすくなるので、夏に多くみられます。
●注意が必要なのはどんな時?
尿が真っ赤、赤黒い時には気を付けなければいけません!赤ちゃんが尿をするときに不機嫌になったり、明らかに血液のような尿がでるときには、膀胱や尿道の炎症で血尿がでていることがあります。また、もう少し年長のお子さんの場合には、腎炎という腎臓に炎症が起きる病気で褐色、赤黒い尿がでることがあります。このようなときには尿検査で血尿かどうかを確認する必要がありますので、病院を受診しましょう。
赤ちゃんがいつもと違うことをするととても心配になりますよね。遠慮せずに周りの人に聞いてください。きっと大丈夫です。心配なことがありましたらぜひ問い合わせてみてください。お力になれることがあるかもしれません。
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